PC(ポリカーボネート)をプラズマ処理する
親水化・濡れ性改善
Wikiによりますとポリカーボネート (Polycarbonate) は、
熱可塑性プラスチックの一種。化合物名字訳基準に則った呼称はポリカルボナート。
様々な製品の材料として利用されている。
モノマー単位同士の接合部は、すべてカーボネート基 (-O-(C=O)-O-) で構成されるため、この名が付けられドイツのバイエル社が開発した。ポリカ、PCと省略されることもある。
また、アクリル樹脂などと共に有機ガラスとも呼ばれる。
原材料のビスフェノールAが内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)として注目を浴びたが、人体への悪影響は小さいだろうという見方も多い。
物性 [編集]密度:1.20 g/cm3
可用温度: −100 °C to +180 °C
融点:約250 °C
屈折率: 1.585 ± 0.001
光透過率:90% ± 1%
熱伝導率:0.19 W/mK
製法 [編集]
ビスフェノールAとホスゲンからのポリカーボネートの生成ビスフェノールAとホスゲン(もしくはジフェニルカーボネート)を原料として生産される。塩化カルボニルを用いる場合は、界面重縮合でポリマー化される。また、ジフェニルカーボネートを用いる場合は、エステル交換による重合で合成される。
利点 [編集]透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などにおいて、高い物性を示す。
エンジニアリングプラスチックの中でも平均して高い物性を示す樹脂であり、かつ透明性をもつために光学用途に使用することもでき、その物性に比べて安価であり、航空機・自動車など輸送機器、電気電子・光学・医療機器、防弾ガラスの材料などに広く用いられている。
欠点 [編集]薬品耐久性はあまりよいとは言えない。特にアルカリ剤、溶剤では劣化する。接着剤などの使用ができない。
エステル結合を持つため、高温高湿度の環境下では加水分解する。
引張強度を超える力をかけると、白化して透明度が著しく低下する。
製品例 [編集] 電機・電子・光学機器 [編集]CDやDVD(LDはアクリル樹脂だった)
家電製品
光ファイバー
カメラの本体(フィルム・デジタル問わず)
双眼鏡
液晶テレビ向けバックライト用拡散板
パーソナルコンピュータの筐体(MacBookなど)
腕時計(HEB MILANOなど)
輸送機器 [編集]主に風防(ウインドシールド)として
航空機(軍用機(F-22など)のコックピットのキャノピー、旅客機の客室窓など)
自動車・オートバイなどの輸送機器の方向指示器や尾灯などの各レンズ類、軽量ウィンドウなど
オートバイ乗車用ヘルメットの帽体・バイザースクリーン
鉄道車両(新幹線N700系電車の普通車窓や名鉄2000系のフロント部分など)
その他機器 [編集]機械の油面・液面確認用の窓
医療機器
建築材料
雑貨・家庭用品 [編集]哺乳瓶や食器
ラジコンカー、ミニ四駆のボディ
スーツケース
包装用または光学用フィルム
筆記用具・文房具
サングラスや眼鏡、ゴーグル
武器・防具 [編集]特殊部隊が使用するヘルメットの防弾バイザー
ライオットシールド(盾。主に警察用)
スロートガード
トンファーバトン(トンファーの形状をした警棒)
信号機は、交通用として愛知県や兵庫県の一部で設置された。最新型は分割タイプで西日対策タイプとLEDレンズタイプの2種類があり、パナソニックと京三製作所などで発売され設置されている地域もある。兵庫県では樹脂製丸型の中古流用が近年では増加しつつある。
その他 [編集]強度についてのエピソードとして映画『ターミネーター』でアーノルド・シュワルツェネッガーがかけていたサングラスのメーカー、ガーゴイル社では、同製品は散弾銃や.22程度の小口径拳銃であれば撃たれても貫通しない、というのが謳い文句であった。もっとも、散弾銃を使用した場合、12ゲージ00バックショット弾や12ゲージスラッグ弾ではサングラスごと吹き飛ぶ可能性があるので、その銃の口径や装弾の種類に大きく依拠する。また、22口径の拳銃に関しても、殊に".22ショート弾"を使用する拳銃にほぼ限られると考えられる[要出典]。
透明ありながら非常に強く、広い用途に使われるスーパープラスチックのようです。
プラズマ処理してみましょう
「親水化とは、材料の表面に水がなじみやすくなる現象です。普通の材料の表面に水を垂らすと、表面張力により水滴になりますがこの水滴をあらゆる工法で馴染ませる処理を親水化」とあります。MSRではプラズマ処理を使った親水化、密着改善を得意としています。
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、 濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。

接触角 が大きいと言う事は 材料になじみ難い つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり 接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。


プラズマ処理をすると図のとおり、変化し始めます。
接触角が低い→親水化。

1回で変化するものは比較的イージーで数回処理したりパワーを上げたり、混合活性ガスを投入したりとその材料に合った処理方法を探究します。

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◎金属箔、フィルムを混合ガスを活用したプラズマ処理で材種を問わず、表面処理、密着改善の受託はお任せください。
密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で!

[実績]
地球にやさしい技術:プラズマ処理
素材には、そのものにしかない特徴があります。そして異種素材の結合、融合によりこれまで生きる上で便利で必要な新素材を積層技術によりまかなわれてきました。ここにきて、地球存続の危機を訴え始められたことにより地球に悪いと言われる悪玉物質の使用制限が始まっています。でも悪玉と言われる物質が素材通しの融合の助けを多くしてきました。悪玉物質が使用出来ない今、結びあうことが出来ないといわれている素晴らしい機能を持つ材料がMSRには持ち込まれてきます。MSRプラズマは地球の、未来の やさしい技術として今日も活躍しています。

フッ素粉体の改質(親水化)
環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理
環境にいい1
・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
環境にいい2
・複合材からモノマテリアル化が可能に
環境にいい3
・有機溶剤を使用する必要がなくなった
環境にいい4
・密着改善で材料構成見直しが可能に
MSRプラズマ表面処理とは
ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質
実績(いろいろやってきました)
PE(ポリエチレン)
PP(ポリプロピレン)
PI(ポリイミド)
PC(ポリカーボネート)
PMMA(アクリル)
COP(シクロオレフィンポリマー)
COC(シクロオレフィンコポリマー)
FE(フッ素)
AL(アルミ箔)
CU(銅箔)
NI(ニッケル箔)
グラファイト
亜鉛箔
モリブレン箔
繊維
膜
■フッ素フィルムに実績
2フッ化フッ素樹脂に関して高い密着性能を引き出すMSRプラズマ
主なフッ素フィルム
PTFE 4フッ化エチレン樹脂
ETFE 旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)


材質によりどうしても接着しにくい、または接着材と合わないなど貼り合せの要求は新機能材料が登場する毎に多くの技術者を悩ませます。それゆえ有害な接着材を作らざるをえない場合も多くありましたが
◎このプラズマが問題を解決して加速させます。
◎A4サイズならいつでも無料!でサンプル致しますのでお気軽に問い合わせください。
◎金属箔 から 樹脂フィルムを大気圧・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・混合ガス・低真空まで材種や方法を問わず受託加工処理が可能です。
◆難接着材料の密着向上
◆インクの密着向上
◆洗浄
でも、接触角より何より大事なのは材料や塗材の性質から相性を見極める実績力なんです。

接着剤や塗材料が基材とくっつかない! くっつくけど密着度があと2歩 という際にはお気軽にご相談ください。
これまで信頼してくれた皆様に支えられて今では200種以上のMSRプラズマで最適な処理を作り上げます。
まだまだ未熟部分は沢山ありますが 若い情熱と日々勉強で頑張りますのでご支援お願いします。
まずは気軽に問合せいただければ幸甚です! ☆お気軽に問合せおねがいします
