PP(ポリプロピレン)フィルムは、
軽量で耐久性があり、広範な用途に使用されるポリマーフィルムの一種です。
長所
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耐久性: 耐久性が高く、機械的ストレスに対して強いです。また、化学薬品や湿気にも比較的耐性があります。
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軽量: 非常に軽量であり、それにもかかわらず強度があります。そのため、軽量の包装や製品に適しています。
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透明度: 透明度が高く、見た目が良好です。また、印刷が容易であり、ラベルや包装用途に適しています。
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熱可塑性: 熱可塑性を持っており、加熱によって形状を変えたり成形したりすることができます。この特性は、様々な形状やサイズの製品を作るのに役立ちます。
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絶縁性: 優れた絶縁体であり、電気的な絶縁性があります。電気部品や絶縁体として使用されることがあります。
短所
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耐熱性: 比較的低い耐熱性を持っています。高温にさらされると変形や溶解の可能性があります。
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耐候性: 長期間の太陽光線や外部環境の影響を受けやすく、劣化しやすいです。UV安定性が低いため、屋外での使用には向いていません。
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接着性: P低表面エネルギーを持っており、他の材料との接着が難しい場合があります。適切な表面処理や特殊な接着剤が必要です。
プラズマ処理で密着性を改善いたします!
接着性を向上させるためには、PPフィルム表面をプラズマ処理して活性化することが重要です! 表面のエネルギーが上昇し、接着剤や熱ラミネート時にしっかりと付着しやすくなります。
プラズマ処理してみましょう
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、 濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。

接触角 が大きいと言う事は 材料になじみ難い つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり 接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。 ◎◎◎◎◎◎


プラズマ処理をすると図のとおり、変化し始めます。
接触角が低い→親水化。
1回で変化するものは比較的イージーで数回処理したりパワーを上げたり、混合活性ガスを投入したりとその材料に合った処理方法を探究します。

◎mmaru ◎◎
混合ガスを活用したプラズマ処理で材種を問わず、表面処理、密着改善の受託はお任せください。
密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で!

[表面改質の実績]
地球にやさしい技術:プラズマ処理
素材には、そのものにしかない特徴があります。そして異種素材の結合、融合によりこれまで生きる上で便利で必要な新素材を積層技術によりまかなわれてきました。ここにきて、地球存続の危機を訴え始められたことにより地球に悪いと言われる悪玉物質の使用制限が始まっています。でも悪玉と言われる物質が素材通しの融合の助けを多くしてきました。悪玉物質が使用出来ない今、結びあうことが出来ないといわれている素晴らしい機能を持つ材料がMSRには持ち込まれてきます。MSRプラズマは地球の、未来の やさしい技術として今日も活躍しています。

・高い密着効果
・微細な多孔処理
・干渉模様を消すことが可能
・nanoオーダーの凹凸を付ける
・表面洗浄が可能→
環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理
環境にいい1
・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
環境にいい2
・複合材からモノマテリアル化が可能に
環境にいい3
・有機溶剤を使用する必要がなくなった
環境にいい4
・密着改善で材料構成見直しが可能に
JBRプラズマ 生まれました。
MSRの技術部が長い歳月を経て製品化した密着力向上の新しい工法。
通常よりコストアップにはなりますが、密着を考えれば決して高価ではありません。
味見システムの中にラインアップとして盛り込み皆様へお伝えしていきます。
MSRプラズマ表面処理とは
ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質
■フッ素フィルムの実績
PTFE 4フッ化エチレン樹脂
ETFE 旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)


材質によりどうしても接着しにくい、または接着材と合わないなど
貼り合せの要求は新機能材料が登場する毎に多くの技術者を悩ませます。
それにより有害な接着材を作らざるをえない場合は多くありましたが
◎このスーパープラズマが問題を解決して加速させます。
◎ A4サイズならいつでも無料! でサンプル致しますので
◎◎mmaru ◎◎ お気軽に問い合わせください。

◎金属箔 から 樹脂フィルムを
大気圧・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・
混合ガス・低真空まで 材種や方法を問わず
受託加工 処理が可能です。
◆ 難接着材料の密着向上
◆ インクの密着向上
◆ 洗浄


でも、接触角より何より大事なのは材料や塗材の性質から相性を見極める実績力なんです。