ETFE(フッ素フィルム)をプラズマ処理する
親水化・濡れ性改善
ETFE(フッ素フィルム)はどういう素材かと調べますとダイキン社やAGC社のサイトにはこうあります。
熱可塑性フッ素樹脂でテトラフルオロエチレン(C2F4)とエチレン(C2H4)の共重合体で、フッ素樹脂の中では最も低比重です。PTFE、PFA、FEPに匹敵する耐薬品性、電気的性質を保持しつつPTFEやFEPに比べて優れた成形加工性と機械的性質を有し、電気的・化学的にも優れたフッ素樹脂です。特に機械的強靭さと化学的・熱的・電気的特性を要求される用途で使用されていましフッ素樹脂の中では丁度中間的でバランスのとれたフッ素樹脂です。
プラズマ処理してみましょう
「親水化とは、材料の表面に水がなじみやすくなる現象です。普通の材料の表面に水を垂らすと、表面張力により水滴になりますがこの水滴をあらゆる工法で馴染ませる処理を親水化」とあります。MSRではプラズマ処理を使った親水化、密着改善を得意としています。
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、 濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。
絵のとおり、通常 材料の表面の
接触角
度はこのとおりです。
接触角 が大きいと言う事は 材料になじみ難い つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり 接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。 ◎◎◎◎◎◎
どうやって計るのかといいますと 一般的に濡れ性能を計る濡れ試薬というのが販売されていますが、 濡れ試薬では測りきれない数値になるので純水の接触角で確認します。

接触角 が大きいと言う事は 材料になじみ難い つまりは相手側の材料とも馴染まないということになり 接着に大きく作用します。これらを親水化と呼びます。 ◎◎◎◎◎◎


プラズマ処理をすると図のとおり、変化し始めます。
接触角が低い→親水化。
1回で変化するものは比較的イージーで数回処理したりパワーを上げたり、混合活性ガスを投入したりとその材料に合った処理方法を探究します。
A4サイズならいつでも無料!でサンプル致しますのでお気軽にお申し付けください。

◎mmaru ◎◎
混合ガスを活用したプラズマ処理で材種を問わず、表面処理、密着改善の受託はお任せください。
’’接触角を自在に調整可能です’’ つまり塗りやすくしたり、貼りやすくすることが可能です。密着力をコントロール。
■フッ素フィルムの実績
PTFE 4フッ化エチレン樹脂
ETFE 旭硝子が開発した丁度良い熱可塑性フッ素樹脂
各種 フッ素フィルム
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)
ETFE=テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体
PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP=テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)
PVDF=ポリビニリデンフルオライド(2フッ化)
MSRの3強プラズマ

プラズマ処理
ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質
密着・洗浄・分散の改善をプラズマ処理で!

[表面改質の実績]
銅箔
ポリイミド
ポリエステル
ポリプロピレン
ゴム
シリカ
アルミナ
シリコン
セラミック
ガラス
PVC
最薄6μ
最大幅2600㎜
ロールtoロール
広幅の最大幅は2600mmまで。厚手シートから薄手フィルム。
粉体粉末まで処理しています。
クリーンルーム環境で
200種以上の条件からベストを見出します
地球にやさしい技術:プラズマ処理
素材には、そのものにしかない特徴があります。そして異種素材の結合、融合によりこれまで生きる上で便利で必要な新素材を積層技術によりまかなわれてきました。ここにきて、地球存続の危機を訴え始められたことにより地球に悪いと言われる悪玉物質の使用制限が始まっています。でも悪玉と言われる物質が素材通しの融合の助けを多くしてきました。悪玉物質が使用出来ない今、結びあうことが出来ないといわれている素晴らしい機能を持つ材料がMSRには持ち込まれてきます。MSRプラズマは地球の、未来の やさしい技術として今日も活躍しています。

各種素材に
MSRプラズマの特徴
環境に重点:地球にやさしい=プラズマ処理
環境にいい1
・接着剤からRoHS指令にある有害物質を外しつつも高い密着力を得れる
環境にいい2
・複合材からモノマテリアル化が可能に
環境にいい3
・有機溶剤を使用する必要がなくなった
環境にいい4
・密着改善で材料構成見直しが可能に
MSRプラズマ表面処理とは
ケミカルとメカニカルの両方から表面を改質
でも、接触角より何より大事なのは材料や塗材の性質から相性を見極める実績力なんです。